大好きだなーと思える香水に会えた話:好きなかおりと肌の質

2018年3月に、「あ、これ好き。欲しい」と思える香水に出会えてから
あれこれと試しては、気になった香水の名前で検索して
ブログを読んでニヤニヤしたりほっこりしたり「わかるわかる!」と共感したり。

香水は好きだし、素敵な香りのするひとは女性も男性も憧れる。
なのに、どうも酔ってしまいやすく、
買っても無駄になってしまうから……

と20代で香水を買うのを諦めたのですが、
この歳(40代)で、ひょんなことからつけても全く酔わない、
そしてとても好きだと思える香りに出会えました。

私は知識もそれほどないし、そもそもそんなに香水も香料も詳しくないし
あちこちにある素敵な香水ブログのようなことは書けないけれど、

私がそうだったように、ひたすら「好き! 大好き!」という気持ちを
読んで楽しくなるかたが、もしかしたらいるかもしれない……と考えて
私も書いておこうかなーと思いました。


で、その前に!
私はどうやらいわゆる口コミとかセールス用の話とかの
「一般的な評価」とは、どうやらズレてしまいやすいんです。

え、そんな香りにならん……
え、そんなに爽やかにならなかった……
え、酔ったわ……ごめん……

ってのがとても、とても多い。
で、これはどうやら私の体質というか肌質というか、
そのせいで変わってしまいやすいんだなーということにやっと気づきまして。

香水が苦手なんじゃなくて、いわゆる「紹介文を読んだ限り私が好きそうな香水」でも
「この香りが入ってると酔いやすい」とか
「この香りはうまく香りにくい、香りやすい」というのが
ちょっとずつわかってきたのもあり、

同じ体質の人は滅多にいないだろう、とは理解しつつも
備忘録と「こういう人間が書いてるから参考までにしてね」という注意書きを兼ねて、
最初に体質というか肌質のことを書いておこうかなーと思います。
(もし後からまた法則を見つけたら、そっと書き足すかも)


ここの人のスペック


敏感肌……だけど、アルコールは平気。

なので香水もとりあえず平気。
ただし、若干紫外線に弱いので、日の当たるところに香水をつけるとかぶれやすい。
基本的に服で隠れるところにつける。

ムスク、レザー等の動物的な香りがきつくなって酔う。

何故か合成香料でも、ムスクやレザーを模したものはものすごく甘く重苦しくくどくなる。そして自分で酔う。
「清楚な石鹸系」と言われるものでも、ムスクがあるものはすごく強くなって、清楚からかけ離れる。ホワイトフローラル系ならいける。
官能的とか野性的とか言われるものはほぼ入っているので、最近すっかり避けている。書いてなくても、ムスク・レザー・アンバーグリス等があるかどうかはチェックするようになった。
ちなみに、それ以外でも甘め重めの花(チュベローズやイランイランなど)、マリンやオゾン系と言われるものがより個性を尖らせてしまうようで、きつくなりすぎて酔います。

ローズ系がとても好きなのに、上手に香らない。

ローズ系は好きなのに、自分の肌では何故か墨のような香りになる。
(例:サンタ・マリア・ノヴェッラのローザが塩気のある墨汁のような香りに……涙)
ゼラニウム、パルマローザ等もどうやら変な風に変わっているのではないかと思われる。
自分がダメなだけで人がつけているのは好きなので、上手に香らせられる人がとてもうらやましい。
例外として甘酸っぱい、お菓子にある「ローズ味」のようなものは比較的イメージ通りに香る。(例:ディメーターのブルガリアンローズはOK)
花はジャスミン、ネロリ辺りは比較的得意なので、スッキリグリーン寄りなもののほうが合っているんじゃないかと思う。

「レディース」カテゴリがうまく香らない。

おそらく、ローズ系がダメなのとムスク系がダメなのがダブルパンチなのかもしれない。いわゆる「レディース」「女性的」な香りがほとんど微妙になります。残念。
今までいろいろ試してみて、好みのものが圧倒的に多いのは「ユニセックス」。
性別を超えた存在だと思うことにする。

口コミなどに比べると、長時間持続しやすい。

「30分で飛ぶ」とか「持続しない」とか言われているものでも、比較的長持ちしやすいエコ体質。
飛びやすいと言われる柑橘系も2時間くらいは楽しめる。(柑橘が長持ちするアトリエコロンは6時間余裕で持つ……例外もあるけど)
言い換えたら、苦手な香りをつけてしまうと地獄。また香害にもおそらくなりやすいんじゃないかと思うので、人に会うときは下半身かお腹にワンプッシュ以上は避けている。

ウードがマヨネーズになる。

何故かは全くわからないんですが、ウードメインのものをつけたらマヨネーズ塗ったみたいになりました。なんで?
サンダルウッドも微妙にうっすらマヨネーズっぽくなるような気もしないでもない。

強くなるけど相性がいいような気がする香りが↓

甘めの柑橘系。オレンジスイートとか、甘め系のグレープフルーツとか。砂糖漬けみたいな香りになって、よりお菓子っぽくなります。
バニラ、チョコレート、はちみつ・蜜蝋、甘めの樹脂系。甘さは若干強くなるけど、比較的いけます。ただし甘ったるい系は酔います。(ムスクや甘いフローラルと合わせたらアウト)
スパイス系。目立ちます。胡椒はしっかり胡椒っぽく。ジンジャーは辛くさっぱり。隠し味が隠せません。それメインじゃないと崩れますが、それがメインならしっかりいい香りに。一歩間違えるとスパイス料理食べた直後っぽくなります。

スキンタイプ診断を受けるのがよいかも


私ほどではないけれど、「あの人がつけるといい香りなのに私がつけるとちがーう!」という疑問をお持ちのかたって、結構いるんじゃないかと思うんです。
海外の香水口コミサイトとか見てると、より面白い。この香りがどうなったら汗の香りに?(汗っぽいという口コミが結構ある)というのもあるし。
日本人は体臭が少ないのでそこまで多くないのかもしれませんが、私も体臭そんなにないはずなのに……これだけ変わってしまいますからね。少なくとも家族にクサイと言われたことはないです。。。

これは何だろうと検索していた当時(ほぼ2年前)、見つけたんですよ、スキンタイプ診断とやらを。
ダウンパフューム(DAWN Perfume)さんの「フォーミュラX」を使うと、どんな香水が得意な肌質なのかわかるんだそうです。

わかりやすいのはCREAの記事かなということでリンク。
各項目をチェックして、当てはまるものが多いところが、あなたの香りのスキンタイプ。自分のタイプがわかると、香りに対して漠然と感じていた疑問が解けて、自分に合う香りが明確になる。あなたに合う香水は?

ダウンパフュームさんの公式サイトはこちら。ショップになってます。

多分情報はInstagramが一番早い。代表・杏さんのInstagram
9,596 Followers, 681 Following, 461 Posts - See Instagram photos and videos from 杏喜子(あんずよしこ) (@dawnperfume_anzu)

私もその情報をゲットし、当時大阪でもフォーミュラXで簡易診断ができる(今はもうない、ブリアサラというフレグランスショップでした)とのことで、いそいそと診断を受けに行ったのですが。
診断自体が終了しておりました。残念。
でもそこで運命の出会いが待ってたのでOK。
ブリアサラのお姉さん、本当にありがとう。

私もフォーミュラXのオイルパフュームを購入しまして遊んでみたのですが……
当時はスイートスキンかなと思ってたのですが、今振り返ってみると、多分、ムスキースキンかなと思ってます。
グルマン系の香水はかなり得意だし、香りが長く肌に残りやすいし、ムスクがとにかくすごくくどくなる。




ということで、「前提」がめっちゃめちゃに長くなりましたが、次の記事からハマってしまった大好きな香水を熱苦しく書く……予定です。

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